融資型クラウドファンディングの用語集

融資型クラウドファンディングで使用される単語一覧です。

わかり易いように解説していますので、一般的な定義とは厳密に言えば異なる場合もあります。

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あ行 か行

案件 運用期間 元本 元本割れ 元利均等

さ行

最低投資金額 債務不履行 償還 早期償還

た行 な行

担保 担保余力 デフォルト 匿名組合 根抵当権 根抵当権順位 残り期間

は行

評価額 ファンド プロジェクト 分配 募集総額 保証 保証付きファンド

ま行 や行

満期一括 融資利息

ら行 わ行

利息 利回り 連帯保証

用語説明

■ 案件

プロジェクトとも言います。
ファンドを構成する融資先の事です。
「このファンドは2つの案件で構成されている。」
「このファンドの案件は安全だ。」
と表現します。

■ 運用期間

投資家から募集した資金を、実際に融資して運用する期間です。
この運用期間中は、資金を引き揚げる事はできません。

■ 元本

利益を生む元となるお金の事で、投資するお金の事です。

■ 元本割れ

運用結果損失を被り、リターンが投資した金額(元本)を下回った状態。

■ 元利均等

分配方法の一つです。
運用期間が長い時に採用される事のある分配方法です。
毎月一定額の分配で、分配金には元本と利息が含まれます。
満期一括方式の様に、運用期間終了時まで元本を預け放しにしないので安心です。

■ 最低投資金額

そのファンドで投資できる最低金額です。
最低投資金額以下では投資できません。
この金額はファンドによって異なります。
最低投資金額からの追加は、ほぼ全運営会社で1万円単位です。

■ 債務不履行

デフォルトとも言います。
融資先がお金を返済する事が出来なくなった状態をいいます。
通常は融資先の経営破綻が原因です。

■ 償還

償還とは投資したお金(元本)が運用期間終了後に戻ってくる事を言います。
株式投資などと決定的に異なる点であり、償還される事が安全性の高さにつながっています。

■ 早期償還

運用期間より早くファンドの運用が終わってしまい、元本が償還されてしまう事を言います。
融資先が予定より早く返済が終了した事によります。
運用期間が短くなるので、予定していた利回りよりも低くなります。

■ 担保

担保とは、融資先が債務不履行に陥った時、売却して返済に充てる事を約束する融資先の資産です。
例えば、土地や建物、工場であれば完成品、売掛金など、融資先の資産であれば何でもOKです。
「直ぐに売れる」事、「値下がりしない」事が重要です。
ファンド詳細で「一部担保付き」とある場合は、担保評価額で融資全額をカバーする事が出来ない状態をいいます。

■ 担保余力

融資金額に対して担保の評価額にどれだけ余裕があるかを言います。
担保余力が十分であれば、担保売却金額が低くても融資額を回収する事が可能です。
どれだけの余力があればよいかは一概に言えません。

■ デフォルト

債務不履行の項目参照。

■ 匿名組合

実際に存在する組合ではなく、契約の形態です。
運営会社は営業者となり融資及び回収業務を行い、投資家は組合員となり、この融資事業に資金を出し利益の分配を要求する(すなわち投資)という契約です。
運用する際には、この匿名組合を意識する必要ありません。

■ 根抵当権

担保の一種で不動産を目的として設定し、登記によって順位付けされます。
担保と同じようなものと考えて差し支えないでしょう。

■ 根抵当権順位

根抵当権を設定した順番です。
担保を売却した金額は、根抵当権順位に沿って弁済されます。
上位順位者から担保売却金で弁済を受けるので、下位順位になると売却金が残っていない事もあります。
従って、根抵当権が下位順位に設定されてる場合、弁済されない可能性がありますので気を付けましょう。

■ 残り期間

運営サイトでファンドの募集箇所に表示されます。
投資の募集締め切りまでの期間です。

■ 評価額

担保にいくら分の価値があるかを調査して導き出した金額です。

■ ファンド

投資家が投資を行う対象です。
運営会社はファンド単位で募集を行い、投資家はそのファンドに投資します。
(ファンドの例としては、「風力発電ファンド14号」など。)
当局の指導もあって、ファンドは複数案件で構成されています。
これは、安全性を高める狙いがあります。

■ プロジェクト

案件の項目参照

■ 分配

利回りとして得られた利益を、利回りとして投資家へ支払う事です。
分配の方法は元利均等満期一括の2種類あります。

■ 募集総額

募集額、調達金額、販売金額とも言います。
そのファンドで投資家から集めたい金額です。
この額に達したら満額での運用となります。
満額にならなくとも運用は開始されますし、予定利回りが変わる事もありません。

■ 保証

保証は次の2つの使われ方をします。

【保証付きファンド】
ファンド名称であれば、保証付きファンドの項目を確認してください。
【連帯保証】
担保・保証の保証であれば、連帯保証の項目を確認してください。

■ 保証付きファンド

保証付きファンドは、保証会社と契約する事で、万一融資先が債務不履行に陥っても、保証会社が弁済してくれる制度で運用されるファンドです。
もし保証会社が倒産してしまったら保証されませんが、そのケースを考えなければ安全性の高いファンドと言えます。
ただ、保証会社へ数パーセント支払う為、利回りは低くなります。

■ 満期一括

分配方法の一つです。
通常断りが無ければ、融資型クラウドファンディングの分配はこの満期一括型です。
運用期間中は定期的(毎月や3ヶ月毎など)に利息のみを分配します。
そして、運用期間が終了したところで元本を償還します。

■ 融資利息

利息の項目参照。

■ 利息

利息、または融資利息。
融資先へ請求する利息です。
開示している会社としていない会社があります。
使われ方によっては、投資家に対する利息(利回り)を言う場合もありますので注意しましょう。

■ 利回り

投資して1年で増える金額の割合です。
予定利回り5%であれば、1年で5%の利息が支払われます。
運用期間が5ヶ月であれば「予定利回り÷12×5」となり、運用月数に換算されます。
予定利回り、期待利回りなどとも言います。

■ 連帯保証

連帯保証とは、借り手と同じ責任で借金を背負う事です。
融資先の代表が連帯保証人となった場合、融資先の会社が債務不履行に陥ったら、代表が代わって全額返済する責任を負います。

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