融資型クラウドファンディングでファンドの安全性を判断する方法

2016/07/07

「株式投資」なら、株価チャートEPSROEなどの指標、財務情報業績予想などの分析を基に、銘柄の安全性や成長度合いを判断します。

「投資信託」であれば債権型を選んどけばとりあえず安全か!?って感じです。
(投信は丸投げ投資なので、私は好きではありません・・・。)

「債券投資」であれば、第三者機関による格付けで、発行体の信用度を判断する事が可能です。

では、融資型クラウドファンディングでは、どの様にファンドの安全性を確認するのでしょうか?

ファンド安全性の確認方法

safty-first
融資型クラウドファンディングは、融資先の企業名もわからない為、安全性の確認し辛い投資です。

どれだけ経験を積んだ投資家でも同じです。

そこで、2つに分けて考えます。

返済能力の確認

返済能力を見極めるのは至難の業です。

参考にするのであれば、何の業種に、何を目的として融資をするのかを確認する事くらいです。

成長している業種で、業務拡大を目的とした融資であれば安全性も高いと思います。

単なる運転資金である場合には、ちょっと「大丈夫かな?」と感じるところもあります。

 
返済能力の確認はこれくらいでしょうか。

公開されている情報からは、返済能力の見極めよりも回収可否に重点を置く事が大切です。

返済の遅延は想定済みと考え、「時間が掛かっても完済されればいい」と考えるしかないと思います。

債務不履行時の回収可否確認

限られた情報の中で投資家が判断できる事として、融資先債務不履行時にどれだけ回収できるかを見極める事です。

それには、「担保」と「保証」の両方付いたファンドを選ぶ事が重要です。

担保だけでは競売の売却価格によっては、元本割れします。

連帯保証だけでは、数千万円の巨額な融資額を返済しきれません。

担保を売却し、その売却額で返済しきれない金額を連帯保証で穴埋めする。

そうすれば、連帯保証での支払い負担も減りますので、完済できる可能性が高くなります。

担保の確認方法

イラスト縦
担保は3つの確認ポイントがあります。

1、評価額と融資額
2、担保余力
3、根抵当権順位

まず、担保の評価額が幾らで、融資額が幾らかです。

担保を競売する際には、評価額より低くなるのは当然と考えます。

なので、担保余力(=担保評価額-融資額)が大きい方が安全です。

では、どれほどの余力があれば安心なのかと言えば、それはわかりません。

設定された担保によります。

ただ、ギリギリでは心配でしょう。

評価額の7割くらいで融資するのが普通でしょうか?

 
根抵当権の順位は、競売後に売却金を回収する優先順位です。
(回収可能な金額は根抵当権設定時に、極度額として設定します。)

第一順位であれば安心ですが、第二順位の場合には担保余力が効いてきます。

連帯保証について

stamp
連帯保証は可能であれば親会社の連帯保証。
(私が昔務めていた会社は、親族の会社の連帯保証となり、返済し終わった時に体力尽きて倒産しました・・・。)

代表者個人の連帯保証でも問題ありません。

担保だけよりも完済される可能性が高くなります。

-融資型クラウドファンディング