maneoで延滞発生!やはりハイリスクな投資なのか!?

2017/04/09

maneo公式サイトのお知らせ欄で「延滞発生に関するご報告」が公開されました。

■ 公式サイト ⇒ ソーシャルレンディング maneo

内容は2015年末に募集を掛けて融資を実行していた3つのファンドで、先月(2017年3月)返済分が回収できなかったと言う問題が発生したようです。

これら3つのファンドには「事業者AV」が絡んでおり、この事業者AVが返済問題を起こしているとの事。

36回分割返済の条件で15回まで回収できているようですが、今後どうなるかは不透明。

融資型クラウドファンディングのリスクが表面化した問題です。

担保は?保証は?元本保全策はどうなっている?


融資型クラウドファンディングで最大のリスクと言えば、この様な融資先からの返済が滞るトラブルです。

当然融資する側も投資家もこのリスクは認識しており、通常は融資の条件として担保や保証を取り付けます。

返済されなかったら、担保を現金化して投資家へ分配すればよい。

それだけの話ですが、今回返済が滞っている「事業者AV」への融資条件を確認すると担保も保証も設定されていないファンドです。

最大のリスクである回収不能に対する元本保全策がなされていないファンドである以上、他のファンドと比較すると間違いなくハイリスクファンドです。

リスクを承知していながら元本保全策のされていないファンドへ投資するという事は、残念ながら今回の損失は誰が見ても投資した側の判断ミスとなります。

 
唯一の救いは、満額回収できない為条件には盛り込まれておりませんでしたが、非公開で担保を取り付けていたようなので多少の回収は見込めるのかもしれません。

貸し倒れが一番のリスクである融資型クラウドファンディングで、担保・保証の無いファンドへ投資するには、然るべきリスクを覚悟しなければならないと改めて思い知りました。

maneoの対応


この様な回収問題を起こしても、運営会社によっては該当投資家のみに情報を提供する場合もあります。

回収問題を起こしたと一般に知れ渡ると、評判が悪くなると考えての判断だと思います。

しかし、私は公式サイトで情報を一般公開したmaneoのやり方は間違っていないと考えています。

 
今回の件で4月以降も返済がなされず「事業者AV」が債務不履行に陥った場合、何百万円も投資をした投資家は大騒ぎするかもしれません。

他の投資家も、「自分の投資しているファンドは大丈夫なのか!?」と身構える事もあると思います。

しかし、それも一時的だと思います。

ほとぼりが冷めれば、一般の投資家は次の様に思うはずです。

「何百社もの融資先のうち1件だけ。しかも担保も保証も無いファンドだから、担保付きのファンドに投資していれば安全だ。」

不利な内容の情報を積極的に公開する事で、逆に安心感を生むんですね。

不利な情報を隠すと怪しまれる

もしこの情報が公開されず、該当投資家のみへの情報提供だとしたらどうでしょうか?

「maneoが回収問題を起こしているようだ。」とネットがざわつき始めます。

詳細を公開していない為に、「本当に1つの融資先だけなのか?過去にもやらかしているんじゃないか?」と疑われます。

そして、結局よくわからない運営会社だと言われる様になり、投資家離れを引き起こす事になるのです。

そういう意味では、迅速に不利な情報を公開したmaneoの姿勢は評価できると考えています。

悪い情報は積極的に開示する事で安心材料になる。

これは、何についてでも同じ事だと思います。

結局リスクは高いのか?


リスクの無い投資はありません。

リスクが高いという事は、元本を損失する可能性が高いという事です。

融資型クラウドファンディングは、特に投資家自身の判断で資金を引き上げる事が出来ないので、リスク回避としてどの様な元本保全策がなされているかを確認する事が重要になります。

例えば、担保の種類、担保評価額、抵当件の順位、担保以外の保証の有無などです。

投資をするのであれば最悪のリスクは想定し、貸し倒れが発生した際の元本保全策を重視するようにします。

この内容さえ把握しておけば、貸し倒れも恐れる事は無いと考えています。

maneoは大丈夫か!?


今回の件でmaneo内部では、何故返済に問題を起こす可能性のある会社だと見抜けなかったのか、融資先審査の方法に問題が無かったかを調査するはずです。

その調査結果が経験値となり、ノウハウとして蓄積されます。

なので、今回の一件で「maneoは大丈夫か?」と言う疑心暗鬼な視点ではなく、今後更に審査の精度が高まる事が期待でき、安定した融資を行う事が出来るようになると考えるのが妥当でしょう。

個人的にはそう考えています。

元々日本の融資型クラウドファンディングサービスでは一番の老舗であり、飛び抜けた実績を持つ会社でもあります。

「失敗は成功の元」

こう言えるように、今後も益々頑張って欲しいものです。

■ maneo公式サイトはこちらから
⇒ ソーシャルレンディング maneo

-maneo, リスク・安全性の記事