資産運用講座10)ポートフォリオのリバランス

前の記事でポートフォリオの作成について記載しましたが、見直したりバランスを整える事、いわゆるメンテナンスが必要です。

投資比率の見直し

70s
年齢によって必用となるお金は変わってきます。

例えば住宅購入後とか、子供が手を離れてからは運用する必用も少なくなります。

「40歳までは利回り5%目標で運用したいけど、それ以降は利回り2%程度で大丈夫。」

などの様に変化します。

 
年齢によって取れるリスクも変わってきます。

若いうちの損失は取り返す機会がありますのでリスクを取っても良いですが、歳をとってからでは取り返す時間がありません。

折角築き上げた資産を失う訳に行きませんから、徐々にリスクの低い投資へ移行しなければならないのです。

 
またライフプラン自体が変わる事も当然の様にあります。

「想定外の出費があったので、家購入は延期。」

の様な事態です。

ライフプラン表をその都度作成し直して必用な利回りを計算し、投資の割合を見直す必要があります。

目標金額達成後やライフプラン見直しのタイミングで、ポートフォリオを組み直し、今後の運用について考えるきっかけにしましょう。

ポートフォリオのリバランス

balance
見直しとは別に、リバランスと言う作業も必要です。

投資の比率を一定に保つ作業です。

折角投資で築き上げた資産を失わない為に重要な調整です。

具体的な例

例えば600万円の資産を以下の比率で運用し始めたとします。

・預貯金 50%(300万円)
・新興国株式 20%(120万円)
・国内債券 30%(180万円)

 
新興国の株式が大幅に値上がりし150万円になると、総資産は630万円となり、比率は次のように変わります。

・預貯金 48%(300万円)
・新興国株式 24%(150万円)
・国内債券 28%(180万円)

預貯金や国内債券の割合が減り、新興国株式の割合が増えます。

新興国株はこのまま伸び続けるかもしれませんが、急落する恐れもあります。

リスクを警戒して新興国株比率を10%に留めておいたはずなのに、株価が値上がりしてしまったので比率が上がってしまっております。

 
そこで、新興国の株式を売却して、ローリスク投資や預貯金に振り分けます。

・預貯金 50%(315万円)
・新興国株式 20%(126万円)
・国内債券 30%(189万円)

この様に、リスクにより損失を被る恐れのある資産を一定の割合に保ち、資産全体への影響を抑える事が目的です。

 
もし新興国株式が値下がりした場合には、新興国株式の比率が下がるので、利益の出ないポートフォリオになってしまいます。

この場合にもリバランスが必要です。

半年~1年に一度、もしくは投資商品のどれかが20%程価格変動した時に見直すようにしましょう。

-初めての資産運用講座