資産運用講座9)ポートフォリオで比率を決めよう

前の記事で様々な種類の投資について、簡単に説明をしました。

関連記事:金融商品の種類

通常投資は「株式だけ」の様に、一つの投資商品だけで運用する事はありません。

バランスよく様々な投資商品へ運用を配分する事でリスク低減を図ります。

ポートフォリオとは、それぞれの投資商品へどの程度の割合で資産を配分するかを定めるものです。

様々なポートフォリオ

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ポートフォリオを作成するには、ライフプラン作成により決定した利回りがベースとなります。

関連記事:ライフプランを書き出そう!

低い利回りで目標期限までに目標額が到達できるのであれば、ローリスク・ローリターン運用です。

安全性の高い投資商品を中心にポートフォリオを作成します。

高い利回りで運用しなければ目標期限までに目標額を達成する事が出来ないのであれば、リスクを覚悟しながらハイリターンを望む運用をしなければなりません。

ハイリスク運用は投資初心者向けではありませんけどね。

 
ここでは4つのポートフォリオの例を挙げますが、個人の状況や好みもありますので、絶対的なものではありません。

私の場合ではこの様に運用すると言う参考までに捉えてください。

■ 安全性の高いポートフォリオ

ライフプラン表を作成し、低い利回りでの運用でも目標額に達する事が出来る場合は安全性の高いポートフォリオを組みましょう。

もしくは特に目標期限も額も無いが、「銀行よりも利回りが良ければ何でもいい。」と考える人にも適していると言えるでしょう。
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資産の半分は預貯金で保有し、もしもの場合に備えます。

投資信託は国内債券型を選び、リターンよりもリスク回避を狙います。

融資型クラウドファンディングは、担保が確実で3~5%利回りのファンドを選びます。

投資信託のファンドは、複数の投資商品で構成されているので、投資信託で運用するという事は知らない内に分散投資している事になります。

国内債券型の投資信託の利回りは、現在1%以下程度です。

 
2つの投資商品の平均をとれば、1%程度の利回りで運用出来るはずです。

長期運用を見据えたローリスクローリターンの運用は、安全性を優先して投資先を決めましょう。

■ 少し利回りアップのポートフォリオ

上の安全性を求める運用よりも、もう少し利回りを求めるポートフォリオです。
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融資型クラウドファンディングは、利回り5%前後のファンドで運用します。

投資信託はバランス型を選択し、リスクを回避しながらも1~2%程度のリターンは確保できるようにします。

株式は国内の大手企業の株を長期保有を前提に購入します。
(長期保有を前提とする為、多少の株価変動で一喜一憂する事の無いようにしましょう。)

イオンなど小売業の株を購入すれば、配当の他にも株主優待として買い物時のキャッシュバック特別割引などを受ける事が出来ます。

配当も1~2%は期待できるのでお勧めです。

 
融資型クラウドファンディングは前の記事で説明しましたが、運営の固定費を非常に低く抑える事が出来ます。

その分を投資家へのリターンに充てる事が出来ますので、5%利回りは標準です。

この運用であれば、投資3商品の平均は3%程度の利回りで運用できるでしょう。

■ 更に利回りを高める

利回り3%ではなく、5~7%で運用したいと考える人もいるはずです。
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融資型クラウドファンディングは5~7%利回りのファンドを選択します。
(実は10%利回りのファンドでもリスクは変わりませんので、10%利回りのファンドで運用してもOKです。)

利回りの高い外国向けの投資を組み込みたい所ですが、素人が手を出すには知識不足の心配もありますので、投資信託とします。

投資信託は利回りが3~5%程度で、外国の債権を扱うファンドを選択します。

 
この組み合わせであれば、5%程度での運用が可能となります。

 
融資型クラウドファンディングは運用効率が良くて利回り高めだから、それだけでいいじゃないか。

と思われるかもしれませんが、はっきり言って融資型クラウドファンディング一本でも良いと思います。

融資型クラウドファンディングの融資目的も多岐に渡っていますので、融資目的を分散する事で十分です。

■ リスク高めでリターン高めな運用

リスクを覚悟の上でリターンを求めるのであれば、外国(新興国)の株式などを積極採用しましょう。
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預貯金での運用は減らして、成長著しい新興国の株式を保有して大きなリターンを狙います。

投資信託で新興国の株式を扱うファンドを選択しても良いでしょう。

FXもレバレッジを掛けて大きなリターンを狙います。

ハイリターンを狙うポートフォリオなので、融資型クラウドファンディングは利回り10%程のファンドで運用しましょう。
(融資型クラウドファンディングは他の投資と異なり、10%利回りでも担保の設定があればローリスクです。)

 
海外事情に精通しており、経済の動きや為替推移に関する深い読みが出来る人は、この様なポートフォリオも面白いでしょう。

10%以上の利回りを確保するのも夢ではありませんが、何年も継続的に利益を出し続ける事が出来るかと言えば疑問の残るところです。

まとめ

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私は海外で仕事をしている時に、史上類稀な円高により、現地通貨で貰っていた給料を日本に送金する手続きで大きな損害を被りました。

投資している訳でもないのに、円高のせいで何十万円も損をした被害者になったんです。

その印象が残っている為、為替絡みの投資は避ける傾向にあります。

知人がオーストラリアドルでの外貨貯蓄を勧めてくるけど、全く興味わきません。

日本の景気悪化局面では、海外の資産を持っておく事がリスク分散として重要と言われるのは理解していますが、良い印象が無い為却下です。

 
この様な経験より、私がポートフォリオを組む場合には国内向けの投資商品が中心になります。

投資信託一本でもOK

ここでは様々な投資商品を配分してみましたが、一番簡単なのは投資信託です。

投資信託のファンド自体既に多種の投資商品で構成され、多種の銘柄が含まれています。

構成される投資商品の種類や銘柄の種類でリスクやリターンが変わってきます。

投資信託で自分の方向性と合致するファンドを探し、そのファンドに投資する方法が余計な事を考える必要も無く、初心者には一番楽かもしれません。

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